あったらいいな ~封筒編~

以前にも書きましましたが、開業してから気付くことっていろいろありますよね。
事務作業などは最たるモノですが、医師・ケアマネジャーなど各医療関係者へのお手紙や療養費支給申請書の送付など、封筒を使うことってとても多いんです。
一口に封筒と言っても、文房具屋さんに行ってみると、実に様々な規格があることに驚かされます。
その中で最も多く使われているであろう規格が「長形3号」という規格です。
どのくらいかというと、A4サイズの紙を三つ折にするとちょうどすっぽり入るサイズです。
(ちなみに世界基準はA4サイズなんです。)
価格は最も安い茶封筒で100枚約300円程度です。が…
皆さんは大切な書類が茶封筒で送られてきたらどう感じますか?
重要な書類にもかかわらず、なんとなく粗末な感じがしませんか?
もちろん、茶封筒で書類を送っても何の問題もありませんし、とても経済的ですが、良い印象を与えるかと言われれば…う~ん…

そこで、自院のオリジナルの封筒を作ってみるのはいかがでしょうか?
印刷代などがかかってしまいますが、デザインは思いのままで、とても個性的で印象に残る封筒を作ることが可能です。
また、あらかじめ院の名前、住所、電話番号なども自由に記載できるので、差出人を書く手間も省けますし、紙質や印刷方法を変えることで中が見えにくくもできますし、破損も少ないため、個人情報の保護にも役立ちます。
さらには、患者さんなどが封筒を再利用で他の人に渡してくれたりすると一石二鳥どころか三鳥も???
封筒は単純に紙を入れるだけでなく、宣伝のためのツールにも使うことが出来るのです。

封筒以外にもいろいろ工夫し、個性的な院づくりを目指してはいかがですか?

鍼灸サポートでは安価に封筒やショップカード、名刺などの作製も行っています。価格などはデザイン料(同じ版で増刷の場合無料)と印刷代、送料のみですので、何度も作る場合にはお得になります。
詳しくはお問い合わせページよりお問い合わせください。
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言葉の再点検

しばらく間があいてしまいましたが、引き続きブログは書いていきますね。


先日、ある鍼灸師の方をお話をしている際に話が噛み合わず、同じ話を何度も聞いていました。
話の内容は「主訴が○○病の方なのですが…。」

お気づきの方もいるかと思いますが、この方は主訴と現病歴の区別がついていない可能性がありました。

主訴と現病歴はまとめると次のようになります。(関連する「既往歴」も入れておきます)


主訴:
 腰痛や発熱など患者さんが訴える内容で、来院するきっかけとなった痛みなど。

現病歴:
 現病歴とは、今の傷病が、いつから始まり、どのような経過を辿ってきたのか、
 自院に来る前にどのような症状が出て、どのような治療を受けたのかなど

既往歴:
 これまでにかかった病気のこと。小児期、青年期、成人期などの時期ごとの、疾患名・治療法など。


簡単に言えば、患者さんの自己申告が「主訴」、字のごとくその主訴の病歴が「現病歴」です。
普段から何気なく使っている言葉ですが、使い方を間違うと最悪の場合には医療過誤を引き起こしてしまう可能性もあります。 自分の使っている言葉、再点検してみてくださいね。
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傷病名と症状

傷病名と症状の違いはしっかり理解できていますか?

先日、コンサル先でこんな事例がありました。
医師に同意書の記載をお願いするための書き方サンプルを作成したところ、傷病名に「後遺症」と書かれていました。

これは傷病と症状が良く分かっていないと言える例です。
療養費の支給申請をする際に傷病名と症状の違いが分かっていないと馬鹿にされてしまいますし、医師に診察を依頼したとしてもこの違いがしっかり分かっていなければ、「基本も分かっていない人」として医療従事者ともみなしてもらえないでしょう。

まずは、傷病と症状の違いを整理してみます。

「傷病」
「傷病」とは「疾患」と「外傷」を総称した名前です。
正常な身体機能や形態が何らかの原因によって損なわれた状態のことを言います。
例えば、「骨折」であればあきらかに外傷なので、傷病名になります。




「症状」
症状は病気にかかったときに認められる変化を総括した名前です。
発熱、悪寒などの「自覚症状」と検査をしてわかる「他覚症状」があります。
たとえば足を骨折したことにより腰に痛みが出ている場合、腰の痛みは症状です。


大まかにはこんな感じですが、別の言い方をすれば、「傷病はICD10(国際疾病分類第10版)に記載があるも」のと考えると良いかもしれません。もちろん例外もありますのでご注意くださいね。
たとえば、「腹痛」は症状ですが、「腹痛症」とすると傷病名となる例もあります。


話は戻って、この傷病名ですが、「脳内出血による後遺症」であれば傷病名として成立します。
しかし、「後遺症」では何の後遺症かわかりませんし、後遺症によって何が起きているかもわかりません。レセプトの点検をされた時に、傷病名と施術内容などの整合性が問われ、「適応病名無し」と査定されて返戻される可能性も少なからずあります。
同意書をすべて鵜呑みにするのではなく、自分でもチェックできるようになると、より正確な療養費請求ができるようになります。
自分でできる幅を広げていきたいですね。
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