これまで、患者さんから情報を引き出すための方法を書いてきましたが、これだけではコミュニケーションは上手くいきません。
どういうことかと言うと、患者さんから話を引き出しすぎて、患者さんのプライベートに介入しないよう気を付ける必要があります。
引き際が大切ということです。

患者さんとの会話が患者さんの趣味の話や興味ごとなどの話であれば問題にはなりませんが、ご家族の話(特に愚痴など)やご近所さんの話になった時には要注意です。
家族も「孫がかわいくて」なら良いのですが、「息子が・・・、娘が・・・」は危険な内容になることもしばしばあります。
こんな時に一緒になって「そうですよね~」なんて言ってしまったらもう最後。延々と家族の悪口を聞かされるどころか、外で「あの先生も言ってたよ」と言われてしまいます。。
最悪の場合、家族のトラブルに巻き込まれてしまうこともあり得ます。

このようにならないようにするためも、施術中に家族の愚痴になりそうだったら話をさえぎっても構わないので、「ところで、ここは痛みますか?」のように話をそらしてしまいましょう。
全然関係ない話題になると患者さんは「自分の話を聞いてもらえていない」と感じますが、施術に関するアセスメントであればそれほどイラッとはしません。
でも、あんまりやりすぎると「話を聞いてない」と思われるので必殺技的な使い方にとどめてくださいね。

こまごまとしたテクニックのようなものを続けて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
実際の仕事で役に立てていただけると嬉しいです。

次回からは「カルテの書き方(基本編)」を書いていきたいと思います。