廃棄物の処理

ちょっと前に某外食産業のカツが廃棄物として処理されたのに転売されていたという事件がありました。
このニュースでは「食品廃棄物」でしたが、我々の扱う「医療廃棄物」はきちんと処理していますか?

皆さんは、鍼灸治療に使用した、使用済み鍼などはどのように処理していますか?
当たり前ですが鍼灸治療で排出される廃棄物は適正に処理しなければなりません。

そもそも「廃棄物」とは何でしょう?
環境省の「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」によると次のような定義されています。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。
とされています。

また、廃棄物は「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類され、さらに一般廃棄物は「特別管理一般廃棄物」・「その他の一般廃棄物」に、産業廃棄物は「特別管理産業廃棄物」・「その他の産業廃棄物」に分類されています。
この中の特別管理産業廃棄物は、爆発性のもの、毒性のあるもの、感染性のあるものなど人の健康や生活環境に被害が出そうなものの事をいいます。

つまり?
「廃棄物」とは「ゴミ」のことであり、ゴミは「一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分類され、さらにそれぞれ分類されるということですね。
図にすると次のようになります。

廃棄物分類
図)廃棄物の分類

では、我々の扱う廃棄物とはどんなものがあるでしょうか?
使用済みの鍼などもありますし、血液の付いたガーゼなどもあるかもしれません。
お弁当ガラもあるでしょうし、消しゴムのカスもあるかもしれません。

テキトーに処分して良いものなのでしょうか?違反したら罰則があるのでしょうか?
この分け方と考え方を次回から数回にわたって解説していきます。
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湯島聖堂

今年のはり師、きゅう師の国家試験まであと一週間。
受験生の皆さんはラストスパートでしょうか。鍼灸サポートのメンバーも応援しています!!
今回も受験勉強のノイズにならないような内容です。

さて、今日の記事は、このブログにしては珍しく写真メインでお届けします。
前回のブログでは受験シーズンに合わせて湯島聖堂についてご紹介しましたが、またまた仕事で御茶ノ水へ出かけるチャンスがあったので、再び訪れてみました。

湯島聖堂の入口、杏壇門(きょうだんもん)。
杏壇門

その脇には白梅が満開でした。
ウメ

湯島聖堂のメイン、大成殿(たいせいでん)。平日の昼下がりは人も少なく、とても静かでした。
大成殿

かつて学びの場であったその空気を引き継いでいるような、凛と張りつめた心地よい静寂が、学ぶことに対して真摯に向き合い、集中させてくれる空間を作り出しているようでした。

やはりたくさんありましたよ。合格祈願の絵馬。
絵馬

皆さんの頑張りが実を結び、花開きますように!!
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鍼灸祭

2月も半ばとなり、先日ご紹介した国家試験もシーズン本番
受験される方は来週ですね。頑張ってくださいね

今回のブログもちょこっとお勉強ネタを交えて…
でも、ここの所長い話題が多かったので簡単に・・・

先日、仕事で外出した先の近くに湯島聖堂がありました。
首都圏で活動されている方はご存じでしょうか、JR御茶ノ水駅からほど近い史跡です。
湯島聖堂は、学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りしている「湯島天満宮(湯島天神)」ではありません。どちらも同じ湯島の地にありますけれどね。

湯島聖堂の歴史は江戸時代に始まります。
五代将軍徳川綱吉が儒教の振興を図るために設立したことに始まり、幕府直轄の学問所として「昌平坂学問所」が開かれたのです。

私自身、大学受験の会場がこの近くの学校でしたので、受験当日に湯島聖堂と湯島天神を欲張りにも両方訪れて合格祈願をしたことがあります。
もうずいぶんと月日が経ちましたが、懐かしく思い立ち寄ってみました。

湯島聖堂については先述のような学問所としての歴史しか知りませんでしたが、実は鍼灸についても関わりの深い場所であることを、今回の立ち寄りで思いがけず知ることとなりました。

湯島聖堂では毎年5月に鍼灸祭というお祭りを行っているそうです。
もともとは浅草で昭和40年から昭和59年まで行われていたお祭りですが、その後20年ほど途絶えてしまったそうです。それを湯島聖堂で復活して現在まで行われているとのことです。
今まで参加したことはありませんでしたが、これも何かのご縁を感じます。
今年はこの業界に微力ながらも関わらせていただいている感謝を込めて訪れてみたいと思います。
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手洗いの方法2

今回も「手洗い」について書いていきます。

さて、この「手洗い」ですが、手順は前回解説した通りですが、しっかりとできていますか?

念のためにもう1回手順を書いてみます。

1.洗う部分を流水で濡らします。
2.薬用石鹸や消毒薬などを手のひらに適量とります。
3.手のひらをこすり合わせて洗います。
4.手のひらを使い反対の手の甲を洗います。(左右両方)
5.指の間(特に指の付け根の部分)も忘れずに洗ってください。
6.当然、指も洗います。
7.親指も(反対の手で握るようにして)しっかり洗いましょう。
8.指先と爪の間も(ブラシを使って)洗います。
9.手首も洗います。(場合によっては肘あたりまで洗うこともあります)
10.流水で洗い流します。
11.ペーパータオルなどでふきましょう。(他の人の使った濡れたタオルはNG)

この中で意外とできていないのが、7番以降の手順です。
皆さん、手のひらと手の甲まで洗って、念のために指までは洗うのでしょうが、親指を洗い忘れていたり、手首を忘れていたりするようです。
また、爪の間もブラシを使うのが面倒くさくてサボる人も多いように見受けられます
さらに言えば、「細菌の数=清潔度」と勘違いしている方が増えているせいかもしれません。
最近はどこに行っても「除菌」だの「殺菌」だのと耳にたこができるくらいに聞きますが、細菌には有害なものもあれば無害なものもあります。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品は同じ菌でも体に悪影響を出す物ではないのはみなさんご存知の通りです。

ところで、手を洗った後は、その手をどのようにしていますか?
1.ペーパータオルでふく
2.タオルやハンカチでふく
3.ハンドドライヤーで水けを飛ばす
このどれかだと思いますが、この中で菌の数だけを考えると一番汚いのはどれでしょう?

答えは2です。
1のペーパータオルは使い捨てなので、特に問題は無いでしょう。
3のハンドドライヤーも「手を汚している」と言う人もいますが、人体に悪影響を出すほど菌は増えません。
2のタオルやハンカチが一番菌が増殖するのです。

条件を整えた上での実験結果ですが、大腸菌は約20分に1回増殖すると言われます。
ということは、タオルで手を拭きそのまま放置しておくと。。。。恐ろしい数の大腸菌が増殖していることになります。
大腸菌が人体に付着したからと言って、すぐに悪影響が出るわけではありませんが、ペーパータオルやハンドドライヤーと比較してもタオルやハンカチは比較にならないことは容易に想像がつくかと思います。
手洗いの時にはできるだけキレイなタオルを使ってリスクも減らしておきたいですね。
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手洗いの方法

今回も更新が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
スタッフがインフルエンザで倒れてしまっておりました。
先週からインフルエンザが急激に増えてきているようですので注意してくださいね。

インフルエンザはご存じのとおり飛沫感染します。
また、ウィルスのついた手でドアノブを触ることにより、別の人がドアノブを触り、手を洗わないまま自分の花や口を触ることでも感染することがあります。

「うがい・手洗い」は基本であることを再認識させられます。。。

さて、この「手洗い」ですが、ちゃんとできていない方が以外にも多いものです。

1.洗う部分を流水で濡らします。
2.薬用石鹸や消毒薬などを手のひらに適量とります。
3.手のひらをこすり合わせて洗います。
4.手のひらを使い反対の手の甲を洗います。(左右両方)
5.指の間(特に指の付け根の部分)も忘れずに洗ってください。
6.当然、指も洗います。
7.親指も(反対の手で握るようにして)しっかり洗いましょう。
8.指先と爪の間も(ブラシを使って)洗います。
9.手首も洗います。(場合によっては肘あたりまで洗うこともあります)
10.流水で洗い流します。
11.ペーパータオルなどでふきましょう。(他の人の使った濡れたタオルはNG)

実はこれでも最低限です。ちゃんと全行程を実行できていますか?
カッコで書いた部分の意味も忘れていませんか?

次回はもう少し詳しく解説していきます。
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