インシデント/アクシデントの実例1

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私事ですが、私は先日まで不整脈の治療のため、某大学病院に入院していました。
今回はその時に実際に発生したインシデントをご紹介します。

そのインシデントは退院時に発生しました。
私が退院の準備を済ませ、点検を受けるために看護師さんを待っていました。日中の看護業務はとても忙しそうで、私の他にも退院患者さんや、検査待ちの患者さんなどがたくさんいらっしゃいました。
そんな中、忙しそうな看護師さんが慌ててやってきて退院のための処理をしてくれました。処理後、私が点滴用の留置針を抜いてないことに気付き、抜針をお願いしました。抜針処置中にふとナース服の袖を見ると「新人看護師」というワッペンが縫い付けてある看護師さんでした、
私「新人さんなんですか?」
看護師さん「そうなんです~。もうすぐワッペン取れるんですけどね~。」
私「そうなんですか?」
看護師さん「6ヶ月経つと外せるんですよ~。」
私「じゃあ今年卒業されたんですね。これからですね。頑張ってくださいね。」
など、他愛もない話をし、その後、すぐにエレベータまで案内され、乗り込みました。
ただし、抜針後、特に圧迫止血をすることもなく、アル綿をテープで留めただけの処置でした。


ここでインシデント発生。
エレベーターの中でなんだか左手に生ぬるい感覚…腕を見ると血がダラダラ…点滴用の留置針を抜いたところから出血していました。
エレベータの中に運良く看護師さんが何人もいたので声をかけると、皆さん「しまった!」という顔をしていました。クラークさんや他の患者さんも驚いていました。
とりあえず直近の階で降ろされ、止血処置をしてもらいましたが、私が処置中にめまいや吐き気を起こして倒れてしまい、気が付いてから抜針処置をしてくれた看護師さんが青い顔をして飛んできて、血液でビチョビチョになった私の鞄を拭きながら謝ってくれました。
その後、少し休んで回復した私は、ナースセンターに挨拶し、タクシーで自宅に戻りました。

今回は院内での発生だったのでまだ良かったですが、院外で発生していたら大変なことになっていたかもしれません。
自宅に帰ってからだったらもっと大変なことになっていたかもしれません。

次はこのインシデントについて分析してみます。
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